打ちっぱなしになんて行くな!

ゴルフ


こんにちは。私は年間ラウンドが50→3回になった一般人アマチュアゴルファーのモデレートと申します。今回は私のようなゴルフに行く機会が減った人。その後もたまにしかラウンドに行かない。
これは打ちっぱなしで練習する必要はない!
ということについてお話ししたいと思います。

準備することなどをまとめたの記事はこちら

この記事を読んで欲しい人たち
・スコアよりも楽しみたい人
・久しぶりのラウンドで周りに迷惑をかけたくない人
・コスパのいい練習がしたい人

なぜ打ちっぱなしは意味ないのか

  1. 打ちやすいマットでは意味がない
  2. 考えすぎてフォームがめちゃくちゃになる
  3. 1打の重みが薄くなる
  4. コース戦略や番手選択などが磨かれない

解説していきます。


打ちやすいマットでは意味がない

打ちっ放し場では人工のマットの上で練習します。実際のコースはどうですか?芝の上でプレーしますよね。芝と比べて人工マットはどうなのか。

・ダフリ(地面に刺さらない)づらい
・毎回ほぼ一定の高さでボールが浮く
・ソールが滑りやすい

まだまだあるとは思いますが、ようするに打ちやすい環境(ライ)になります。

コースではフェアウェイやラフ、バンカーなどに傾斜も加わります。
逆に言えば、成功体験を積みやすいのでフォームの固定などにはいいのかもしれません。

しかし、テスト勉強の一夜漬けのような打ちっぱなし練習はカムバック練習には向きません。

考えすぎてフォームがむちゃくちゃになる

先ほどはフォームの固定化に良い。

と言ったばかりですが、フォームが崩れてしまう危険性があります。

それはアマチュアゴルファーはたくさんある情報に右往左往してしまうからです。


「脇は閉めたほうがいいかな?」

「あの動画ではもっとタメを作ってた」

1打1打試行錯誤…気づいたら何をしているかわからないことに…

こんな経験はありませんか?

私もそうでした。コース上でも考えすぎてしまい、安定しませんでした。
これではスコアもまとまりませんし、対策もできません。

1打の重みが薄くなる

打ちっぱなしは何球でも時間とお金が許す限り打ち直すことができます。

「失敗した!よし!もう1回!」

「上手く打てたぞ!よしよし!」

失敗した打球よりも成功した打球が記憶に残り上手くなった気になります。

しかしコースでは1打入魂です。その状況で1回目に打った球が結果になります。

2回目に成功したからといってなんの意味もないのです。

コース戦略や番手選択が磨かれない

これは実際にラウンドをしないと磨かれないのかもしれません。

しかし、この能力はスコアメイクに重要です。

これだけでなくラウンド、コース上でないと磨かれない能力はたくさんあります。

じゃあどんな練習をすればいいか

私が考える練習はこれだ!

・コースをもとにイメージトレーニング
・傾斜に対応する理論を確認

シンプルにいきましょう。これだけです。

コースをもとにイメージトレーニング(以下イメトレ)


これはやってみると楽しい。当日の楽しみが増える。さらに実用的!やるっきゃない!
以前に行ったことあるコースなら、コースレイアウト、ティーグラウンドからの景色などより鮮明にイメージができるはずです。
そしてイメトレで1ラウンドします。

ここで重要なのは現在の自分の実力を想像してイメトレをすることです。

散々失敗するでしょう。

それでいいんです!

「右のOBが気になって左に引っ掛けてしまった」

「2打目の傾斜が強くてダフってしまった」


いいですか?現在の自分の実力を想像してイメトレをしてくださいね?

イメトレの中でパープレイしても意味ありませんよ?


そして打ち直しもせずに仮想スコアをつけてみてください。

仮想スコアがつけられれば実際のスコアと比較して、自分の実力をどのように想像しているかわかります。

これが後々の番手などの選択シーンの糧になります。

傾斜に対応する理論を確認


これは打ちっ放しではできないトレーニングです。コースでは平坦で綺麗なライから打てることはほぼありません。そのため傾斜やライによる理論を学んで行くことは重要です。

ここで注意してほしいのが「打ち方」ではなく「理論」ということです。

ただでさえフォームが安定していないのに打ち方を状況で変えようとするのは危険です。打ち方を意識するのでなく理論で納得しアドレスや狙いの方向で調整する。

そちらのほうがシンプルに対応できるからです。

それなら打ちっぱなしに行く必要ないよね

打ちっぱなしになんて行くな!少しはみなさんのためになりましたでしょうか?

私自身1流のプレイヤーではありません。だからこそみなさんと近い目線での話ができるはずです。

ささやかな小言でございます。軽い気持ちで聞き流してもらえたら幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。

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